万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也(暦便覧)
清明とは、すべてが清らかでけがれなく、明らかなことを指す「清浄明潔」の言葉からつけられました。
この季節、中国はお盆にあたり、祭日としてお墓参りに出かけたり途中で郊外の春の田園を楽しむ「踏青=自然・田舎への小旅行」を楽しむそうです。清々しい季節、青い大地を踏みしめるピクニック、素敵ですね。
てこね寿司
三重県の郷土料理
伊勢・志摩の郷土料理として、黒潮に乗ってやってくる初鰹の季節に、漁師が船上で切り身を醤油漬けにし、すし飯に混ぜて食した豪快な料理。大葉や生姜を添え、海の香を満喫できる一品。
門前町のおかげ横丁にたたずむ木造のおおきな古民家。そこは天保年間から伊勢参りの参拝者を迎え入れてきた老舗、「すし久」。この建物は、明治2年の遷宮時に出た宇治橋の古材で建てられており、民間において神宮の古材を下賜(かし)された唯一の例であるとか。伊勢の貴重な文化資産でもあります。ここで食せるてこね寿司は看板メニュー。一度は伊勢参りの帰りに立ち寄りたいお店です。
【出典】伊勢内宮前おかげ横町|伊勢女衆の味 すし久
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