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国産大豆の自給率

2010年01月30日

国産大豆の自給率

  • 農林水産省による最新の大豆の需要動向(2009.11)の公表によると、国内大豆の生産自給率平成20年概算で国内総需要において6%と発表。
  • このうち食用における国産大豆の自給率21%8割は海外輸入に日本の加工食品は依存することになる。
  • 加工食品別でみると国産大豆の使用割合は、豆腐で25%納豆は2割を切り(約19%)味噌・醤油では1割弱(9%)となる。
  • 主な輸入先は、1位は北米で7割(313万トン)、2位ブラジル(56万トン)、3位カナダ(31万トン)、4位中国(18万トン)となる。
  • 昭和27年には総需要に対する大豆の自給率64%昭和41年からは一桁台になり、食用に限って大豆の自給率は10〜20%台で推移している。
【出所】
・農林水産省:「大豆をめぐる最近の動向について」
(PDF:1.1MB/平成21年11月公表)
農水省大豆の需要動向資料0911
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スージーのBサイド

豆腐も納豆もよく食するのですが国産大豆の自給率にて、豆腐の7割以上納豆は8割が海外を原料にしていたとは...びっくりたまげました。醤油・味噌はもうほとんど海外原料だなんて...日本の国技、相撲と一緒で「うっちゃりっ!」な土俵際かしら、親方〜。

大豆の世界的な需要は、バイオ燃料の利用など食用以外の油糧に利用する用途の増加や、さらにBRICKSと言われる新興国での需要拡大など取引相場も一時期は大きく変動しましたが、ここ数年は落着きも見せてはいる様子。

農林水産省の資料では、国内生産の低い要因を、「労働負荷に対して単収が低い」、「豊凶変動による取引き価格の乱高下による安定・定量供給の困難」、「大豆の種まき時期(=は種時期)と収穫時期が日本の梅雨や台風期と重なり発芽不良や作物へのダメージを起こしやすい」と分析されています。

しかし、日本の食文化のかなめ、味噌・醤油、納豆、豆腐が実は外人力士だったなんてちょっと考え深いです。あっ、別にホワイトもブルーもバルト海峡も大好きです。

日本人にとってお豆は、お米に次いで日本の食文化を支えている印象が強いのかもしれません。だから国産大豆の自給率がこれほど低い事はちょっと、驚きでした。

恥ずかしい事に、大豆が枝豆であること、最近しりました...(冷)。しかも、もやしは大豆の発芽した芽であることも(汗)。さらにさらに、「きなこ」は、豆を炒ったものを粉にしたものだってことも...(涙)。お豆部屋の一門は、日本食にとって、とてつもなく大きな一大勢力だったんです。

ちなみに、スージーは今年はお家で味噌作りに挑戦してみようと考えてます。

手前味噌な「のらくり」も、これからも熟成発酵させていきますね。

これからも、よろしくお願いします。

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コメント(2)

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