- 2009年12月の日本の総人口は、総務省によると概算で12億753万人に対し、農林水産省の公表によると2009年の農業就業人口は概数で289.5万人。総人口の約2.2%となる。
- 就業人口でみると農業就業者は、4.6%。
- 農業就業者のうち65歳以上は全体の61%になる。
- さらに過疎化や高齢化が進んだ耕作放棄地は39万ヘクタールで、埼玉県(約38万ヘクタール:都道府県面積39位)が草だらけと言う事になる。
- その広さは日本の国土(約3,800万ヘクタール)の1%にあたる。
【出所】
・農林水産省:"農業労働力に関する統計"
・総務省:"統計局/労働力調査(平成21年12月25日公表)"
あらぁ、埼玉県が全て草だらけになっちゃうほどの空き地なんて、なんだかもったいないわぁ。鬼ごっこやったら、そく捜索願い出されます...。
前回の「木材の自給率」でも"資源が少ない国"という印象でしたが、これは本当に少ない資源を"どげんかせんと、いかん!"ですよね、知事!。
政府も昨年の10月に、赤松農相が耕作放棄地の39万ヘクタールのうち10万ヘクタールを米粉などに利用する新規需要米の生産拡大の作付け目標をかかげ放棄地の転作利用の推進を表明したそうです。
しかし、土地があまっていても、農業を行う人がいないと、結局、同じですよね。
新規就農者数は2008年は6万人、そのうち39歳以下は24%の1万4千人でした。(出所:農林水産省統計)
農業の平均年齢からみれば40代は若手扱いかもしれませんが、やはり働き盛りの30代が、欲をいえば20代が増えてきてより安定した産業になるのでしょう。
ちなみに、スージーもいつぞや「自作自演」でなく、「自給自足」の生活に備えて毎日、腕立て伏せをはじめてます。のら仕事は、やはり体力も必要ですものね。
生産者さん、いつも美味しい作物、ありがとうで感謝です。
・サイト内関連サイト:
>「日本の木材の自給率」
> 用語集:「新規需要米」」