陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也（暦便覧）

秋が本格的に到来し草花に朝露がつくようになる頃です。日中の日差しはまだ強いですが、朝晩の風はだいぶ涼やかで気持ちよくなりましたね。
セミもまだまだがんばって鳴いてますが、ツクツクボウシの声が多くなってきましたね～。夜にはスズムシ、コオロギの声がまた涼をさそってくれてます。
9月20日は「彼岸入り」です。おはぎをお供えしたり、ご先祖様の墓参りといってみましょう。

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重陽の節句
9月9日は重陽の節句（または菊の節句）。
五節句の最後を締めくくる行事。
古来中国では、奇数は良いことを表す陽数と考え、その中でも一番大きな陽数「九」が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」として、この日は菊の花を飾り、長寿を祈っていたそうです。
現在で他の五節句（桃の節句や菖蒲の節句など）ほど、盛んに行われていない感じがするけど、この名残が敬老の日なんでしょうかね...。

十五夜
旧暦の8月15日は「十五夜」または「中秋の名月」。
新暦では9月7日から10月8日の間に訪れる満月の日を十五夜・中秋の名月と呼んでいます。なので今年（2009年）の十五夜は10月3日となりますのでお見逃しなく！
が、十五夜だけをみるのは「片見月（かたみつき）」といって、あまり縁起がよろしくないといわれてます。今年からは是非、「十三夜」とセットで月見をしましょう！今年の十三夜は10月30日です。