稚内駅で３日前までの予約販売されてる「うに壺」駅弁。うにの炊き込みご飯の上にさらにうにがちりばめられた魔法の壺は、どんな悦びを口に運びこんでくれるのか。

外包装を取り去ると、梅ごぼう漬け、生姜、いも茎の浅炊きが別容器に丁寧に盛りつけれてうにへの期待が瞬間湯沸かし状態。

これ、良い意味で「じらし成功」型パッケージ。

海苔などを散らして自分で盛りつけする手間は、更に食欲をかき立て、早くもクライマックス絶頂一番の予感。
うにと錦糸玉子がまた、いい感じに幸せカラーを放ちつつ、箸を壺の中に潜らせます。

味わい豊なうにが、やんわり口の中で溶けます。

もう、コクのあるこの「うに」に、感激＆更に深き壺底に一気に箸を潜らせる事に恐れも忘れ、イザ、幸せ素潜り海女さん独宴会。

思い切って箸を持ち上げれば、黄金に炊かれたご飯！まばゆす...（しょこたん風）

うにとご飯がしっかりと混ざり合って、こりゃ、味な核融合、危険地帯です。もう、後戻りできません。

お味の方は、ご想像通り、「うに」に染まったあじわいご飯と、うにの海の幸ビックウェーブに撃沈寸前。

あっさりめの味付けが、うにの味わいを引き出し感無量。

「味わい豊かにうに三昧」この駅弁の、恐るべし深みに箸も心も壺の奥、オホーツク海底深くに吸込まれて行きやした。

あぁー、グランブルーのジャック・マイヨールならぬ、グラン・ゴールドなんって気分。
しかも、最後の最後まで雲丹の姿が次から次へと現る現る、「うに壺地獄」。

この地獄、機会があらばまた身を投じたい、今度は２個まとめ買いで...。

「のらくり」評価と商品情報