本場、京都の茶畑オーナー制度、"粋"です
「のらくり」一周年記念に相応しい情報
日本の食と生活文化の情報メディア「のらくり」を立ち上げ、今月末で一周年を迎える事になりました。第一次産業に特化したメディアとして、この一年は実際に、全国の農村に行き、生産者さんと寝食を共にしながら作業を手伝い、すこしづつニッポンと食の関係を肌で体感しつつ、ネット上では情報収集を人力でセレクトし掲載してきました。
有象無象の情報氾濫のWEB上に、編集方針としてがんばっている生産者さんの情報を中心に、一般メディアではあまり多く取上げられないが有益なニュースを選んできました。
今回は「のらくり」一周年記念に相応しく新コーナーの編集長コラム、「のらコラ」からユニークな茶畑オーナー制度の情報をお伝えします。
茶畑一坪を京都に持つ!って、ちょいモテオヤジ気分
りんごやみかんなどの果樹オーナー制度など、古くからオーナー制度は、何人かで会費を出し合い、首都圏など都市部と農村部の交流手段として人気はありました。一年に一度の収穫時に現地におもむく楽しさも観光気分で楽しいものです。
今回、ご紹介するのは京都の南西部、岐阜,三重、奈良、などに隣接する山深き銘茶の里、800年以上の茶所として知られる和束町(わずかちょう)で、茶づくりを行う「京都おぶぶ茶苑」。こちらでは、エコファーマーとして土づくりから減化学農薬などで安心で良質なお茶の生産体制を築いて来ました。
こちらの「京都おぶぶ茶苑」では、いろいろなイベントを開催したり、「生茶葉」直販などユニークな商品販売も行って来ました。そのなかで「茶畑オーナー制度」があります。"一日五十円で京都に茶畑一坪のオーナーになれる。"、このキャッチコピーを見た時には、思わずぐっときちゃいました(笑)。元広告業界にいた人間として、言葉の持つ魔力とでもいいましょうか、単に妄想癖MAXなお人柄だけでしょうか、何ともプチリッチで優雅な響き。こんな不況な時代、ちょっとした贅を楽しむ「粋」です、京都に一坪の茶畑オーナー。
一日50円から京都の一坪茶畑オーナー制度は個人/法人にも特典テラ盛り!
ひと月の費用は、一口1,500円/月(一日、およそ50円!)お支払いすると、オーナー証がかっこいい額に入れられて送られてきます。これ、プレゼントに最高ですよ。特にご年配のひとや、会社の上司など、かなり評判いいと思います。月の土地プレゼントより、費用対効果ばつぐんです。
毎月1,500円の会費だけで、年6回、季節のお茶が送られてきます。これだけでも、元とれちゃいそうです。さらに、現地の畑のお世話は、基本、おぶぶ茶苑のスタッフが行ってくれるのでこれまた手間いらず。ありがちな別料金で畑をお手入れなんて、しぶい事もありません。
忙しい上司や、高齢の両親なども安心。もちろん、京都まで行ける人は、自分の茶畑を手入れもできるそうです。五月の茶摘みなど家族とかで行ってみたら、気持ちいいでしょうね。特典もテラ盛り状態にて、その中でも面白いのは、自分の茶畑で穫れたお茶を証明書付きでオリジナルギフトとして他の人に送ることもでるそうで、これまた憎い。いゃ、素晴らしいマーケティングです。
茶畑オーナー、三つの"ヨロコビ"の輪
茶畑を所有する悦び。そのお茶を堪能できる喜び。そして、大切な人と共有できる慶び。わずかな費用で笑顔のヨロコビ連鎖がでるサービス、久しぶりの感動です。
父の日などに、「オヤジ、京都の茶畑あげるよ」なんて、粋な計らいを今年はどうでしょう。特に法人利用などは、社員への福利厚生やCSR活動の一旦など、利用価値も多いにありえます。また、お中元やお歳暮、起業祝いの記念として、お祝品としてインパクトありますね。センスの良い贈り物としてよろこばれるでしょう。300坪=300口(1反)では、一枚の茶畑全体がまんま所有できるそうです。
一杯のお茶から涌あがる未来
のらくりは一年目を迎え、これからも京都おぶぶ茶苑さんをのらくりは(勝手に)応援していきます。ガッバレ、情熱を持つ若き生産者さん!一杯のお茶から世界がほっこりする未来を信じて。のらくり一周年は、京都おぶぶ茶苑さんの日本茶で乾杯。
★詳しい内容はサイトでチェック!→「京都おぶぶ茶苑 お茶畑オーナー制度について」