新潟県魚沼の有名な酒蔵が店舗のプロデュースを手がけているだけあって、店内には甘酒や塩麹といった食品のほか、清酒を使ったスキンケア商品など"発酵のちから"を利用したオリジナルの麹商品を中心に、こころにも身体にも美味しい商品がところ狭しと並んでいます。
いにしえからの人々の生活に活かされてきた魚沼地方の自然と知恵が現代の生活にやさしく融合した、やすらぎを感じさせる空間。
どの酒蔵がプロデュースしてるかは、お店を覗くとわかります。
(魚沼地方の酒蔵と言えば、そう、日本酒好きの方ならもうお分かりですよね。)
細部までこだわる「千年こうじや」の体感空間
新潟県南魚沼市長森にある「千年こうじや」本店のほか、東京都内には、神楽坂と麻布十番という旧き町並みと現代が共生する街にありました。
「千年こうじや」麻布十番店は、一の瀬交差点から麻布十番大通りを六本木方面に歩いて脇に入ったところにあります。古民家の趣きある外観やインテリアや、さり気ないレトロモダンなパッケージデザインの食品など、おしゃれな小物のようにディスプレイされています。
店内は試食品やイートインコーナーもあり、日替わりランチも提供しています。今の時期は、日本で300頭ほどしか飼育されていないガンジー牛の特濃密度の食感と後味すっきりな味わいのソフトクリーム(350円〜)も堪能できます。
目で愛でて、味わってほっこりする、店舗内にたたずんでいりだけで時間を忘れてしまいそうな懐かしくも、こだわりあるストーリがお店をさりげなく演出しています。
単なる地方のアンテナショップとは異なり、細部までしっかりと手を抜かないインテリアや陳列は、ひとつひとつの商品への自信と信頼が伝わってきます。
そんな丁寧なもの作りの姿勢が息づく「千年こうじや」の店舗やオンラインショップは、レトロモダンな雰囲気と多彩な取り扱い商品に目移りしながら買い物を楽しめる、魚沼アートを体感するミュージアムショップのよう。
"発酵のちから"はやさしく美味しい体験
通販オンラインショップでは、商品を利用した様々なレシピなども公開されています。のらくり編集部では、人気商品のかぐら辛っ子や定番の塩麹、甘酒やおだしを早速、購入。
かぐら辛っ子とは、魚沼地方のマイルドな辛みが特徴のご当地野菜「神楽南蛮(かぐらなんばん)と 天日塩、米麹を使用し2年半以上の熟成期間をじっくりかけた天然のうまみ調味料。のらくりラボでもオリジナル料理に挑戦しました。
今回はかぐら辛っ子を使用した、"真夏の鶏もも肉スタミナソテーのなめこおろし和え"。
お味の方は、旨味がしっかりと口に広がり、後からマイルドな辛みがやわらかく伝わります。
ビールにもご飯にも合うこと間違い無い、万能調味料。生野菜のステックにそのままつけて食しても最高です。
今回は、大根おろしでさっぱり感がこのコクうまな辛みと絶妙な1・2フィニッシュを決めてくれました。まさに、口福の極み。
みなさんも一度、やさいしい新潟県魚沼地方の美味しさ体験をのぞいてみてはいかがでしょうか。雪国・魚沼地方の旧くてあたらしい、身体にやさしい美味しさをご堪能あれ。
【H.P.】≫千年こうじやオンラインショップ H.P.
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