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カロリーベース総合自給率計算
【読み】かろりーべーすそうごうじきゅうりつけいさん
カロリーベース総合自給率計算とは、農林水産省で採用している食料自給率の計算式。国内で消費される食品を栄養価で換算し、そのうち国産品でまかなわれてる比率を算出したもの。具体的には国民一人一日当たりの供給される食料の総熱量の合計値を分母にし、そのうち国産品の食品の総熱量を分子として割る計算式になります。国内の畜産物は基本、飼料自給率が輸入品にほぼ100%近くまかなわれているため、この計算式では実質、国産品として摂取されていない計算とされています。なお、カロリーベース総合自給率では、食品により同じ重量でも野菜類と米などの穀物類では熱量が異なるため、その需要動向はつかみづらいため、経済的価値を評価する観点から、生産額ベースの食料自給率を伏せて示しています。カロリーベスの自給率は41%、生産額ベースの自給率は65%となります。
・関連用語:食料自給率、食糧法、ミニマムアクセス米、食品ロス
・関連サイト:農林水産省「食料自給率」
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