日本で初めて産業的にビールがつくられた地、横浜。1870年(明治3年)にアメリカ人w.コープランドがビール醸造所スプリンバレー・ブリワリーを開設。その後、キリンビールに引き継がれ現在、京浜急行の生麦駅から徒歩10分に工場とレストラン施設を併設したキリンビレッジがあります。
その緑豊かな敷地には2カ所の飲食施設が併設されて一般の人も自由に利用できます。明治の醸造所をイメージした煉瓦作りの「スプリングバレー」に行ってきました。なにやら、ここでしか飲めないビールがあるとか!
白い壁と抜けた開放感ある店内は異国の空間
なにやら、こちらは、当然KIRINさんのビールもだしているのですがこちらの店内にある醸造でオリジナルビールを造ってるとの情報を得、これだけでも工場見学の帰りに飲む価値有り!と軽い気持ちでたちよりました。
店内は吹き抜けて、天井が高くとても気持ちいい。まるで海外のレストランに来たような開放感。さらに、店内には昔、利用していた樽や道具が飾られて、さながらビール博物館。店内の奥には銅色に輝くブルワリーがありました。お店のひとに尋ねたところ、ほぼ毎日、違う銘柄のビールを造っているとのこと。つまり、こちらでも造りたてのビールが飲めちゃうのです。
ここだけで飲めるオリジナルビール
まずは、お店の名前を博した"スプリングバレー"。麦芽100%使用のコクとうま味が安定したビール。この雑味のない苦みが、ビール党にはたまりません。大人でよかった。続いては、"バイツェン"。ドイツ語で小麦という意味。小麦で作られるバイツェンは、苦み少なく華やかでフルーティーで上品な味わい。ちょっとビールが苦手な人にもオススメです。最後はお待ちかね、"横浜エール"。琥珀がかった色に華やかな香り。深いコクとのみ後にほのかな甘みが病みつきな一杯。これは、おつまみがまちどおしい!。
食事もビールにひけをとらない凝った秀作揃い
ビールを使用した変わり種の一品があり、メニューもこってます。その中で、お店の人も進めてくれる人気の、燻製、そして黒ビールで煮込んだ牛すじ煮、最後の締めに、一番搾りスタウト黒ビールを使用した、スタウトビーフカレーを頂きました。
最初に、自家製の燻製、鯖(さば)と玉子をいただきました。お味の方は、これまたビールにあいます。鼻に抜ける燻された鯖の風味が、ビールの苦みと旨味を倍増!されに、玉子は、燻製のスモーキーな香りと、黄身のまろやかさが何ともメロー。これは、"横浜エール"にぴったりでした。
続きまして、バレー風牛すじの煮込み。こちらは黒ビールと黒糖で煮込まれ、深いコクと旨味がやみつき。そんなにしつこ無くさっぱりしてます。都内にも出店しくれないでしょうかね。
最後は、締めのスタウトビーフカレー。ご飯の上にフライドオニオンが添えられてます。そして、黒ビールで煮込まれた大きくカットされたビーフがいらっしゃいました。
あまりにお肉が柔らかく、牛独自の臭みもなく、てっきりポークと勘違いするほど、肉の味わいが甘みと旨味が絶品です。
これだけでも食べに通う価値ありです。独占契約してカレーだけでも販売したいものです。
その他にも、スペアーリブや腸詰めなどメニューを見てるだけでたまらない逸品ばかり。これは、大人数でがっつり再戦です。ビールの恋しい時期、緑ゆたかなキリンビレッジで異国情緒の空間で美味しいもの三昧も最高ですね。
営業時間 | 11時~22時(ラストオーダー21時15分) |
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休業日 | 月曜日(祝日の場合は営業し、翌平日が休業)、年末年始、臨時休業 |
客席数 | 1階:127席(テラス含む)/2階:着席30名、立食40名(団体専用) |
ご予約 お問い合わせ |
レストラン予約センター ※受付時間:10時~17時(休業日のぞく) |
住所 | 神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1 神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1 (Sorry, this address cannot be resolved.) |